患者様からの贈り物5 ~もっと笑って楽しもう~



昨日の夜、2ヶ月後に結婚式を控えた新婦さんが、結婚式前に綺麗になっておきたいと
目頭切開の手術を受けにご来院されました。

目白ポセンシアクリニックの目頭切開は腫れが少ないのですが、
この患者様はダウンタイムがあまり取れず、腫れが少なくなる鍼治療をご希望されました。

首や肩にコリがある人はそこで締め付けられ、顔面の循環が悪くなります。
目白ポセンシアクリニックの鍼治療は、首・肩をほぐし、
経絡(ツボの通り道)を刺激して顔面の循環を良くするのが主な治療です。
それでも腫れが出そうな患者様には、フランスの治療家
P.ノジェの耳つぼ治療法も加えています。

まず、首の緊張具合を調べようとこの患者様の首に触れると、患者様は急に笑い出しました。
「どうしたのだろう」と思っていると、
「先生、私、首、弱いんです」と言って、さらにゲラゲラ笑います。
まるで、首に笑い袋のスイッチが付いているかのように笑い転げるのです。
まさに、笑いのツボを押してしまったようです。
身体をほぐすための治療ですが、笑っていれば自然に身体はほぐれてくるので、
私はそのまま首を押さえていました。

「先生、もうダメです。苦しい。笑いすぎてお腹、痛いです!」
「身体がほぐれた方が腫れが少なくなりますから、我慢して下さい」
本当は、別のほぐし方もあるのですが、
患者様の笑い方があまりにも豪快で気持ちいいので、
私もその反応がどうなっていくのか医学的に興味が出て、そのまま押さえ続けました。

「ご主人になる方は、このことをご存知なのですか? 
奥様の機嫌が悪い時も、首を押さえれば一発で機嫌を取り戻してくれますね。
是非、これはご主人に教えておかないと」

私達男性からすれば、気分がコロコロ変わりやすい女性に手を焼きますが、
こういった女性相手なら、男性もやりやすくて良いです。

さらにこの目頭切開の手術後、テレビCMで有名な
○○○クリニックで埋没法を受けた患者様が、
埋没法がはずれてしまい、今度ははずれないよう
切開法で手術を受けたいと当院にご来院されました。
できれば、前回の埋没法の糸はすべて抜糸して欲しいとのこと。

切開法で内部処理を行いますが、前回の糸がなかなか見つかりません。
「なかなか見つかりませんね」
と患者様と話をしながらやっていると、やっと糸が出てきました。

「糸が出てきましたよ」
「良かった!」と患者様がおっしゃるので、
「『良かった』ではなく、もっと別の言葉があるでしょ」
「えっ、なんて言うんですか?」
「『YES!』です」
「どうしてですか?」
「テレビでもやっているでしょ。『YES! ○○○クリニック』って」
というと、患者様にゲラゲラ大ウケです。

片側の切開法が終わったところで、鏡で状態をお見せしました。
この患者様は、看護師の方で休みが4日間しか取れず、
術後5日目から勤務という短期間のダウンタイムで仕上げなくてはなりませんでした。
「どうです? これなら大丈夫でしょ」
「先生、ホントですね。切開法でもこんなに腫れずにできるのですね」
ダウンタイムがあまり取れないので、普段よりかなり気を遣ってやりました。

この患者様にひっかけ問題を出しました。
「うまく行ったでしょ。こんな時はなんて言うんですか?」
「『YES!』ですか?」
「『YES!』って、それ、よそのクリニックじゃないですか。
そんなこと言うのなら、逆側はそこのクリニックでやってもらって下さい」
「え~、そんなの困ります」
と、ちょっと、ツッコミを入れてみましたが、すぐに逆襲されました。
「先生、それならなんて言ったらいいんですか?」
そこまで考えてなかった(汗)

苦し紛(まぎ)れに、
「『ポッ』って恥ずかしげに言って下さい」
「『ポッ』ってポセンシアのポですか?」
「そうです」
患者様がまた、ゲラゲラ笑ってくれたので、何とかこの状況をクリアできたようです。
ふう~(汗)

逆側に移り、こちら側の前回の埋没法の糸も見つけ、抜糸しました。
「こちら側も糸を取りましたよ。こんな時はなんて言うのでしたっけ?」
「YES!」と、ニッコリ。
「そうですね」
患者様は楽しそうにされています。

無事、手術が終わりました。
「先生、痛いのは最初の麻酔がチクッとした時だけでした。
先生に手術をやってもらって本当に良かったです」
「それは、良かった。『麻酔も痛かったけど、先生のジョークはもっとイタかった』と
言われたらどうしようとドキドキしていましたよ」
と言うと、またゲラゲラ笑いころげてくれました。
この患者様のような明るくてノリの良い女性は、楽しくて良いです。

この患者様から、手土産をいただきました。



quatre.jpg
有難うございました



というわけで、昨日も手術が終わったのが夜9時頃になってしまいましたが、
患者様たちが大笑いしてくれたので、私も楽しく診療ができ、
疲れも吹き飛んでしまいました。

これまで、患者様がたから手土産をいただいていたのですが、
ブログの記事と合わなさそうだったので、掲載をしておらず申し訳ございませんでした。

今回の記事に掲載させていただきます。

以下、続く・・・

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プロフィール

永久 晶浩(ながひさ あきひろ)

Author:永久 晶浩(ながひさ あきひろ)
国立神戸大学医学部卒業
目白ポセンシアクリニック院長
https://ssl.possenssia.com/profile/
心のあり方まで含めた「美」についての総合研究者

古代ギリシアから現代アートまで古今東西の芸術的文化を研究している

主な著書に「アルファ型美人のすすめ~愛される美人vs.愛されない美人~」「『NO』と言えれば人生は開ける」

診療日誌を日々更新中

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