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患者様からの贈り物



「先生のことを10年間探していたんです」

先日、カウンセリングにお越しになられた患者様から言われました。

私が勤務医として勤務していた時、
担当させていただいた患者様だったのですが、
私が退職した後、リピートしようとクリニックに行ったら、
前回担当した先生は退職したと言われ、
どこにいるのか聞いたが教えてくれなかったとのことでした。
当然、私が開業したことを教えればそのクリニックでなく、
私のクリニックに来られるはずですから教えるはずはありません。

その方は、昨年の12月に他院で埋没法+脂肪除去の手術をお受けになられました。
1カ月以上腫れが続き、3カ月位様子を見るように言われ、
様子をみられたのですが、時間が経っても希望のラインにはなりませんでした。
右側のラインは食い込み、末広型を希望していたのに平行型になってしまいました。

手術をやってもらったドクターに相談に行かれたところ、
ラインの食い込みは糸が伸びてくるから大丈夫、
平行型のようになってしまったのも、年齢とともにたるみが出てきて
気にならなくなるから・・・と言われてしまったとのことでした。

どうして良いか分からず、埋没法の抜糸をしてくれるクリニックを
インターネットで必死になって探していたところ、
埋没糸抜去で評判の良いクリニックということで、
目白ポセンシアクリニックを発見されたとのことでした。

「先生、10年経っても全然、変わっていませんね。
写真を見て、先生だとすぐ分かりました」
と、おっしゃっておられました。

手術してから半年経過しているので、腫れなど覚悟しないといけないのか
心配されておられ、どれぐらい仕事の休みが必要になるかなど
教えてもらいたいとのことでしたが、その方を診察すると、
糸の位置が分かりやすかったので、小さな穴から腫れもほとんどなく、
抜糸することができました。

後日、埋没法の手術をお受けに再度、ご来院されました。

医療関係のお仕事をされている方でしたが、
「手術してメガネ無しで歩ける先生の技術は凄いと思います。
言葉で感謝の気持ちを伝える人の方が少ないとは思いますが、
先生の技術に感謝している人は沢山いると思います。

先生の技術はやっぱり素晴らしいですね!!
おかげさまで人と会うのが楽しくなり、仕事に集中出来るようになりました。
私も患者さんに、先生みたいに喜ばれるようになりたいと本当に思うようになりました。
ありがとうございます」
と、メールをいただきました。

私の方こそ、10年間も私を探して下さり、ありがとうございます。
お役に立てて、嬉しく思っております。


確かに、言葉で表現されない患者様もいらっしゃることでしょう。
しかし、有り難いことに、感想文を送ってくれたり、
お土産を持って来て下さる患者様もたくさんいらっしゃいます。

最近、ますます多忙になってしまい、ブログの更新がなかなかできないため、
今回は患者様からいただいたお土産を一挙に公開させていただき、
私からのお礼の言葉に代えさせていただきたいと思っております。


自由が丘からのお土産



monaka.jpg



何度もリピートいただいている可愛らしい患者様からです。
「私、自由が丘で働いているんです」
と、自由が丘の最中をお持ち下さいました。

その日の手術の時、「お姉様はお元気ですか?」とお聞きすると、
「えっ! どうして私に姉がいるのをご存知なのですか?」
と、お聞きになられました。

実は、この患者様は他院での埋没法の仕上がりが気に入らず、
精神的に参ってしまわれ、何度も私のところに相談にご来院された方でした。
相談される中で、お姉様からのアドバイスなどもお話されていたので、
この患者様にお姉様がいらっしゃることを知っていたのです。
しかし、ご本人は、ご自身が話された内容を忘れていたので、
気づかれなかったのでした。

何度もご来院される中、表情も明るくなり、元気になられました。
このような患者様のポジティブな変化を見れることは、
私にとっても非常に嬉しいことです。

勤務医の時は、自分が担当した患者様の顔と名前、
話の内容を全部記憶するように努力していました。
しかし、開業してある時点で患者様の数が増え過ぎて
覚えきれなくなり、あきらめました。
それでも、今でも、患者様の重要なお話は
出来る限り覚えるように努力しています。

この患者様のケースでも、精神的な悩みを解決するため、
私のクリニックを訪れられたので、
できる限り、話の内容を覚えるようにしていたのです。

美容外科医は、単に手術が出来れば良いというものではございません。
精神科医的な仕事もしなければいけない状況になることが多々、あるのです。

アメリカでは、美容外科医と精神科医の連携がうまく取れていて、
美容外科医は、必要があれば患者様に精神科医のコンサルティングを
受けるように勧めているようです。
精神科医は、患者様の悩みをしっかりと聞き、話し合います。

日本では、精神科医や心療内科医に相談しても、あまり取り合ってくれず、
精神安定剤を処方してもらうことくらいしか、まだできないレベルです。

そのため、私のクリニックでは、私が精神的なケアも自分ができる範囲で
できる限り行うようにしています。


バラの贈り物

最近、6点留という複雑な埋没法をお受けになられ、
腫れがひかず、抜糸をご希望される方が増えています。
目白ポセンシアクリニックHPのコラム「埋没法抜去実話」に掲載されている例も
実は、6点留の患者様でした。

以前は6点留を行うクリニックと言えば限定されていて
どのクリニックか特定しやすかったため、他のクリニックと争うつもりもなく、
これまで伏せていましたが、最近、6点留のクリニックがいくつも出てきたので
6点留でうまく行かなかった例を明記してもどのクリニックか特定することは難しく、
ご迷惑をかけることはないと思い、今回初めて6点留について
コメントさせていただきました。

6点留の抜糸は難しく、私も自分が考案した特殊な抜糸の仕方をしていますが、
6点留の抜糸をして欲しいと患者様が依頼すると断られるケースが結構あるそうです。
目白ポセンシアクリニックでは、6点留の抜糸をこれまで数多く手がけていますので、
お困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひ、ご相談下さい。



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大きな箱に入った豪華なお花が届きました



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素敵なメッセージをありがとうございました



チョコレート

度々リピートいただいている素敵な患者様から、チョコレートをいただきました。
この患者様は、服装のセンスも良いのですが、プレゼントのセンスもすごく良いのです。
こんな和風の素敵なデザインのチョコレートがあることに、私自身、感動してしまいました。



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嵯峨乃彩 かぐや絵巻



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竹取物語をモチーフとしたファンタジーなチョコレートです



Antenor

とても、純粋な患者様がいらっしゃいました。
その患者様の純粋な手術への情熱がひしひしと伝わってきました。
私も全力で手術を行わせていただきました。

術後、お菓子を持ってきて下さいました。



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ますます輝きを増され、術者としても嬉しく思いました。


大麦ダクワーズ

埋没法の手術をお受けになられた患者様でしたが、
手術が終わった直後から感動して下さり、
「感想文とお土産を必ず持ってきますから」とおっしゃって帰られましたが、
本当にわざわざそれだけのために後日、勤務が終わられた足で
クリニックにご来院され、持ってきて下さいました。



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私も長年、美容外科医をやっていて、つくづく実感していることがあります。
女性は、顔をきれいにするだけでは、幸せにはなれないのです。

せっかく顔をきれいにされているのに、
行動や発言で損をされている方を時々、お見かけいたします。

今回の患者様のような誠実な方、他人に感謝し、それを表現できる方が、
人間としての美しさを持たれ、本当の幸せをつかんで行かれるのだと思います。


草加の清水(せみど) 水豆菓(みずか)

他院で埋没法と目頭切開の手術を失敗された患者様が、
お母様、お父様とご来院され、手土産をいただきました。



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術後間もなかったので、とりあえず埋没糸抜去だけ行い、
術後3ヶ月以上間を開けてから、目頭切開の修正をやりましょうとお伝えしました。
医学的には、傷跡修正は術後3~6ヶ月以上間を空けて行うのが常識となっています。

ご本人も納得され、埋没糸抜去は無事終わったのですが、
目頭がどうしても気になるとのことで、
ご両親とともに再度ご来院され、お土産を頂戴したのでした。

精神的にかなり参っておられる状態だったので、
どうしても気になるのなら、すぐにでも修正は行うが、
その場合、傷跡が残りやすくなる確率が高くなること、
ただし、これまでも術後の状態がひどくて精神的に
参ってしまった患者様の修正手術を術後3ヶ月以内でも行い、
うまく行っている例がほとんどであることなどをお伝えしました。

じっくりと説明させていただき、様子を見られるか、
修正手術をすぐお受けになられるかはご家族で
よくご相談されてお決めになって下さいとお伝えいたしました。

ひと通りお話が終わったので、お父様は、
「じゃあ、帰ろうか」と、娘様をうながしました。

私は、カウンセリングや手術の時には、
患者様の表情や身体の状態を読み取りながら行うことが多いのですが
(関連記事「奮闘! 6歳児の手術」参照)、
この時は患者様の身体の異常が読み取れたので、お父様に
「ちょっと待って下さい。娘さんは今、帰れる状態ではありません」
とお伝えしました。
患者様はおとなしくじっとお話を聞かれていたのですが、
私がそう言い終えた瞬間、呼吸が荒くなり、過換気の状態になりました。

リカバリールームに移動していただき、投薬するほどではないと判断したので、
ゆっくりと休んでいただいてからお帰りいただきました。

「目白の先生と話をすると気持ちが落ち着く」
「目白の先生しか、信頼できない」
と、患者様はご両親に話されているそうですので、
私としてもできる限りの対処はさせていただきたいと思っております。


大阪のお土産

大阪から目頭切開の手術をお受けに来られた患者様がいらっしゃいました。
ちょうど抜糸の頃に私がたまたま、帰省する用事がありましたので
大阪で待ち合わせをして、抜糸を行うことにしました。
お母様が大阪の北新地(東京の銀座のようなところ)で
スナックをされているとのことで、そのスナックで
抜糸をすることにしました。

北新地の駅で待ち合わせをしましたが、駅でこんなのを見つけました。



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キタノザウルス



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会いたかってん、首を長くして待ってます
いかにも大阪らしいノリですね



北新地には、思い出があります。
私の父親が建設業をやっていました。
私が小さかった頃は、日本は高度成長期時代で、建設業はとても潤っていました。
幼児であった私は、時々父親に連れられてホステスさんのいるクラブに行ってました。

そこで、オレンジジュースを飲みながら、おつまみのチーズや
クラッカーをつまんでいた非常にませた子供だったのです。
クラブのママからは、よくお小遣いをもらっていたので
今から思うと父親は上客だったのでしょう。
昔の良き時代の日本でした。

現在の私は、酒をほとんど飲みませんし、
ホステスさんがいるような場所への出入りは全くしません。
女性のいる酒場にお誘いを受けることがありますが、そんな時は、
「小さい時からクラブには父親によく連れて行ってもらっていたので
幼稚園児の頃、クラブは卒業しました」
と、冗談を言いながらお断りさせていただいています。

スナックのカウンターは薄暗く、私は細かく縫合しているので
非常に抜糸に苦労しました。
これがうまくいけば、自分が手術した患者様に合わせて
各地方に抜糸の出張に出かけ、いろんな地方を
観て回るのも面白いかなと思いましたが、やはり、
自分のクリニックでないと、私のように細かく縫合する抜糸は
無理なことを実感しました。

お母様からとのことで、お土産をいただきました。



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季乃花 桜



長野からのお土産



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開運堂の開運老松と真味糖(しんみとう)



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真味糖 表面に現れるクルミの断面は歌舞伎の隈取化粧に見立てられ、
当初は「歌舞伎くるみ」と称せられていました



こちらは長野からリピートして下さっている患者様からです。
「先生は茶道をされるので、お茶菓子にと思い、持ってきました」
と、患者様はおっしゃいながら、下さいました。
鬼クルミや蜂蜜など野趣豊かな素材が用いられた和風タフィーです。
昭和初期に裏千家淡々斎宗匠が茶席菓子に相応しい菓子にと
真味糖と命名され、以降、信州を代表する格式ある銘菓として知られるようになりました。

この方も他院で失敗し、目白ポセンシアクリニックで修正を行った患者様です。
私にとっては、他院で一度手術をお受けになられた患者様の方がやりやすいのです。

初めての患者様は、いくら私たちスタッフ一同が、一生懸命対応させていただいても、
初めての経験ですので、それを当たり前に感じられたり、
時には、私の手術に不満を持たれる方もいらっしゃいます。

他のドクターの中には、「腫れない」などと過大な広告表現を
平気で書く方もいらっしゃいます。
手術をするのですから、まったく腫れないはずはありません。
目白ポセンシアクリニックの手術は腫れは少ないですが、
まったく腫れないわけではありません。
私は自分のHPにも、正直に「腫れが少ないです」と書き、
「腫れません」なんていうデタラメは絶対に書かないようにしています。

それでも、患者様の中には全く腫れない、ほとんど腫れない方もいらっしゃり、
そんな方の口コミで、私に過剰な期待を持たれる患者様もいらっしゃいます。

当院や私を信頼してくれることは嬉しいことですが、
過剰な期待は、時には逆にガッカリ感を生み出すことにつながってしまうのです。

ところが、他院で失敗されてた患者様の場合、比較の対象があるので
目白ポセンシアクリニックが他院と比べ、
いかに丁寧な接客や丁寧な手術をしているか、
腫れや痛みの少ない手術をしているかを実感していただきやすいのです。

広告については、過大な広告表現をしないと患者様を呼び込めないと
お考えになられてる先生方も少なくないように見受けられますが、
過大な広告表現は患者様の不信感を生み出します。
患者様を増やそうとして、逆に患者様を減らすことになってしまうのです。
目白ポセンシアクリニックでは、あえて正直で控えめな広告表現をすることにより、
患者様の好感度や満足度を高め、患者様のリピートや口コミ、紹介を増やしています。


「毎日、同じパターンの仕事ばかりで飽きてくる」
と、グチをこぼす医師を時々、お見かけいたします。
しかし、以上書いてきたように、患者様おひとりおひとりが
それぞれご自身のストーリーを持ってクリニックを訪れられているのです。

流れ作業式診療では、ワンパターンにしか感じられないのかもしれませんが、
患者様ひとりひとりを大切にする診療をしていると、
このように患者様のいろいろな人生が垣間見られ、
それが、美容医療の診療の醍醐味へと繋がっていくのです。
これからも、患者様との触れ合いを大切に診療をして行きたいと思っております。


目白ポセンシアクリニック




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プロフィール

永久 晶浩(ながひさ あきひろ)

Author:永久 晶浩(ながひさ あきひろ)
国立神戸大学医学部卒業
目白ポセンシアクリニック院長
https://ssl.possenssia.com/profile/
心のあり方まで含めた「美」についての総合研究者

古代ギリシアから現代アートまで古今東西の芸術的文化を研究している

主な著書に「アルファ型美人のすすめ~愛される美人vs.愛されない美人~」「『NO』と言えれば人生は開ける」

診療日誌を日々更新中

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