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日常生活の中での非日常性

各地でライトアップが見られる季節になりました。
ここ目白でもささやかながら目白庭園でライトアップが行われています。


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小さなスポットですが、スポットライトに照らされた紅葉が色鮮やかで美しく、とても幻想的な空間でした。
毎年やっているらしいのですが、私は知らず、たまたま道を歩いていたら張り紙があったので知りました。
診療が終わってから行きましたが、日替わりでイベントをやっています。
この日は赤鳥庵で呈茶がありました。
(茶席で抹茶を点てていただき、お茶をいただきます)

私は一度赤鳥庵(上の写真の左側の建物)に入ってみたかったので、券を購入しました。
入ると、高齢の上品な女性から、
「どうぞ、お座り下さい」
と席を勧められましたが、そこは一番主になる客が座る正客のところだったので、
「ここはベテランの方が座る席なので、自分はちょっと・・・・」
と遠慮しました。
「今回は席順は関係ありませんので、どうぞ」と言われたので、座らせていただきました。
こんな感じです。


2018120103.jpg


席順は関係ありませんと言われながらも、やはり抹茶を点てると一番最初にお茶を出されます。
久しぶりのお抹茶でしたが、おいしくいただきました。


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その後、庭園を見て回りました。
奥でコーヒーの販売がありました。
まだ若い女性が、ひとりでテントの中でやっていました。
どうせ露店なんだからとそんなに期待せず、注文しました。
が、しっかりと時間をかけて丁寧に1杯、1杯作っていました。
コーヒー豆をたっぷりと使い、少なめにコーヒーを作り、お湯を足します。
そして、小さなカップにコーヒーを少しだけ入れて自分で試飲して味を確かめ、さらにお湯を足して味の調整をしていました。

単にコーヒーを作れば良いというのでなく、おいしいコーヒーにしたいとそこまで丁寧に作る1杯のコーヒーに対する思い入れに感動しました。

しかし、ここまで丁寧にコーヒーを作っているのに、コーヒーにお湯を足すという素人のような作り方をどうしてするのか疑問に思ったので聞いてみました。

正確な説明は難しいとのことでしたが、簡単に言うとコーヒーには苦みとうまみがあり、うまみを生かしたコーヒーにするためにそうしているとのことでした。
そういえばコーヒー専門店で、濃いコーヒーを自信たっぷりに出され、最初の一口二口はおいしくても、最後まで飲み切れず、辟易としたことを思い出しました。

彼女はコーヒー豆も、生のものを自分で炒って作っているそうです。
こだわり方がすごいです。

このコーヒーは本当に飲みやすくておいしかったです。
(後から思い返してみると、スターバックスコーヒーのアメリカーノもお湯を割って作っているので、ひとつの確立された作り方なのでしょう)

コーヒーを飲み終わり、そろそろ帰ろうと歩いていると、女性から声をかけられました。
一緒にお茶席にいた女性でした。

「茶道されてますよね」
「今はやってませんが、昔、やってました」
「お茶席での動きがとても美しかったので、絶対お点前される方だと思いました。
向こうの方も分かっていらっしゃると思いますよ」

私は普段から動作、所作、姿勢など、美しく見えるように気をつけているので、美しいと言ってもらえたのはとっても嬉しかったです。

その女性は、資格を取得するために勉強中とのことで、帰り道、いろいろ話をしながら帰りました。

日常のほんの数時間のことですが、このように日常生活のなかでも非日常的なことを味わおうと思えば味わるのだと思いました。
毎日、同じことの繰り返しでは、マンネリ化してきて硬直してきます。

人生を豊かにするためにも、自分をいつまでも若く保つためにも、非日常性を大切にしていきたいものです。

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コメント

§ まさに

ニュータイプになったそんな感じがします。あはは。
既存の規則と柔軟な対応、まさにそうですねえ。ありがとうございますー。

§ Re:おおおおお

川西先生

重力圏からは出てませんが、先生も経営者となり、ニュータイプへ進化されましたね。

経営においては、既存の規則が重力であり、必ずしも規則を破る必要はないが、順守しても誰も自分を守ってくれません。
柔軟に現実と照らせ合わせながら、真実は何か自分でひとつひとつ確かめていくことが大切になってくると思います。

§ おおおおお

ガンダム本格的に見始めましたか。いろんな解釈がありますが、人類の進化、いろんな側面がありますよね。
幸せにつながる進化であって欲しい。
経営者になることは本当にびっくりなこといっぱいです。自分で事業するって体験できたこと幸せです。

§ Re:非日常って

川西先生

コメントありがとうございます。
今更なのですが、最近になってやっと本格的にガンダム観ています。
ナラティブも観てきました。

人類が宇宙に出ると進化するように、サラリーマンも自分で事業をすると進化する。
自分もそうでしたが、川西先生もきっとそうだと思います。

経営者になるだけでサラリーマンから見たら非日常的な生き方、生活になる。
そんなことを思いました。

§ 非日常って

本当に非日常の役割って大切ですよね。何かしら素敵な刺激を自分に与えることの不思議を年齢を重ねる毎に実感します。
コーヒーのこだわりもそんな風にしてるんですねえ。すごいなあ。

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プロフィール

永久 晶浩(ながひさ あきひろ)

Author:永久 晶浩(ながひさ あきひろ)
国立神戸大学医学部卒業
目白ポセンシアクリニック院長
https://ssl.possenssia.com/profile/
心のあり方まで含めた「美」についての総合研究者

古代ギリシアから現代アートまで古今東西の芸術的文化を研究している

主な著書に「アルファ型美人のすすめ~愛される美人vs.愛されない美人~」「『NO』と言えれば人生は開ける」

診療日誌を日々更新中

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