頑張れ、受験生! ~夢の達成法~



今年も受験のシーズンがやってきました。
受験のシーズンとともに、
それに便乗した商法がいろいろと出てきます。

その中でも私が特に好きなのが、合格グッズ。
今年も目白駅前にある食料品店クイーンズ伊勢丹に
合格祈念お菓子が並びました。



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うか~る (カール)



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きっと勝つ (KitKat)



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突破! (トッポ)



もともと数学や物理より英語や国語が得意な
“モロ文系”の私が、どうしても人の役に立つ医者に
なりたくて医学部を目指したので、受験時代は苦労しました。
その苦労した時代を懐かしんで、今も受験生でもないのに、
毎年合格お菓子を買い込みます(笑)

今年は自分だけでなく、何人かの受験生に送りました。
するとこんなお礼状が届きました。



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永久 晶浩先生
先日はおいしいお菓子を送ってくださりありがとうございました。
おいしかったのですぐに食べてしまいました。
あと1ヶ月半、受験勉強をがんばりたいと思います。
三月の手術もよろしくお願いします。


「おいしかったので」って、そこですか?
と読みながら、思わずツッコミを入れてしまいました(笑)

「三月の手術もよろしくお願いします」というのは、
お母様が目白ポセンシアクリニックの大ファンで
娘が中学を卒業したら手術を受けさせたいと
以前からおっしゃっておられました。

お母様から、
「思いっきり変えてやって下さい」
とメールが来ました。
お母様から二重切開術と目頭切開が
ご希望とありましたが、まだ15歳の少女です。
以下のような返事を書きました。

「娘様はまだ15歳くらいであることを考慮すると
華やかな顔にする年齢ではありません。
実際にやれば、すごく良い方向に変わりますが、
今、顔を変えてしまうと高校で浮いてしまう可能性が高いです。
(例えていうなら、エースを狙えのお蝶夫人のような感じ?(笑))

(以下略)」

高校生には高校生らしい顔があります。
お蝶夫人のような大人びた顔になっても困りますよね(笑)



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目白ポセンシアクリニックでは、その人の
もともとの顔のつくり、性格、職業など総合して
その人にもっとも似合うパーソナルデザインを提唱しているので、
いくらご希望があるからといって、何でもご希望どおり
手術を行うわけではありません。
当院では無理な手術はお勧めしておりませんので、
安心してご来院くださいね。


数日後、別の受験生より連絡が来ました。
地方にお住まいの方ですが、
「入学試験の為に上京するので一瞬でもお会いできませんか?」
とのことでした。

約束した時は、食事でもしましょうというお話でしたが、
今回の試験の出来が今ひとつだったと連絡がきたので、
食事は抜きにしてお茶を飲みながら2時間ほど
勉強法についてお話ししました。

よく学歴が大切だと言われますが、私は
学歴より卒業してからどのような生き方をするかで
人生の結果が変わってくると思っています。

私自身、大学を卒業してからもいろんなことを
勉強しましたし、仕事や勉強が効率良くできるように
仕事の仕方、勉強の仕方を研究してきました。
自分がこれまでの人生で習得して来たことを
少しでもお役に立てていただきたいという気持ちでした。

「勉強は、理解するものと記憶するものに分かれます。
1日のうちで理解力が最も高まる時間帯はいつですか?」
その娘は考え込みました。
「夜8時から10時までです」
「数学や物理など理解するものは、理解するまで
時間がかかるけど、一度理解したら次からは
瞬間的に解けるようになります。
8時から10時までの間、自分が理解しなければいけない
難しい部分を勉強すると効率が良くなります。
ところで、今までその時間帯は何をやっていたの?」
「ただ漠然と勉強していました」
「漠然と勉強していたら、漠然とした結果しか出てこないよ。
これからは理解する為の時間にしようね。

それじゃあ、1日の時間の中で最も記憶しやすい時間帯はいつ?」
「寝る前です」
「それでは、寝る前を覚える為の時間にしようね。
しかし、記憶は覚えるだけでなく、思い出す訓練も大切です。
朝起きたら、どれだけ覚えているか、思い出す訓練をすると良いよ」
と、伝えました。

漠然と勉強していては漠然とした結果しか出てきません。
このように理論的に考えて勉強することで、
残りあとわずかしかありませんが、
2月下旬の試験の点数は何十点か上がると思います。

自分が学ぶためのベストの時間、仕事の
ベストの時間を知ることは大切です。

私自身は朝、頭が冴えます。

開業医になると、勤務医の時のように単に
医療の勉強だけしていてはやっていけません。
経営の勉強をしたり、経理を実際にやったり、
ホームページを更新したりなど、いろんな仕事が増えてきます。
もちろん、最新の医学の勉強も欠かせません。

普段から朝の頭の冴える時間になるべく
重要な仕事をしてから、診療に就くようにしています。
たとえ30分でも毎日続けていくと、結果が出てきます。
決算の時などは、毎朝2時間早起きして仕事をします。

自分のベストの時間にやるのと、それ以外の時間帯で
やるのは全然効率が違うのです。

ぜひ、読者の皆様もやってみて下さい。

・資格試験の合格のために
・仕事のスキルアップのために

仕事だけでなく、趣味にも使えます。
・英会話など外国語
・小説やエッセイなど書き物

自分が効率よく仕事や勉強できるベストの
時間帯を見つけ、その時間はなるべく自分が
一番大切に思っていることに打ち込むのです。


私は、いくつになっても夢は叶うと信じています。
しかし、漠然と信じているだけでは実現しません。
自分が本当にやりたいことをみつけたら、
それに向かって一歩一歩近づいていくことです。


自分の夢に向かって進んでいきましょう。

2016 新年のご挨拶 ~言祝(ことほ)ぎ~



新年明けましておめでとうございます。
昨年も12月31日まで診療し、
多くの患者様に来ていただきました。
有難うございます。

例年、お正月の三が日は年末の過労が
たたって寝込んでいましたが
今年は比較的元気です。

原因として、ひとつは昨年2月から習いはじめた
密息という呼吸法(詳しくはこちら)で
普段からリラックスできるようになり、
体力が増強されたことがありますが、
もうひとつの大きな原因として
足裏マッサージを行ったことがあります。

私は幼少の頃から不眠症でしたが、
今回も疲労がたまってくると夜眠れなくなりました。
そんな時、ふと足裏マッサージをやったら
良いのではないかと直感がわいてきたのです。

手元にあった足裏マッサージの本やYoutubeの動画を
参考にしながらやってみると
結構夜ぐっすり眠れるようになり、
体力を維持することができました。

ご興味のある方はご覧下さい。






眠れるようになるコツは、グリグリ痛くすることです(笑)
足裏マッサージで有名なのは、英国から
技術を持ち帰り日本国中に広めた元客室乗務員の
藤田桂子さんの英国式リフレクソロジーで、
優しい穏やかな刺激で気持ち良く
私も時々受けています。
しかし、私が今回やろうと思ったのは
台湾式のかなり痛い足裏マッサージです。

こんな感じです。
(痛みがこんな感じというだけで
こちらが台湾式かどうかは分かりません)





以前、たまたま初めて入ったサロンで
本格的な台湾式足裏マッサージを
やっているとのことで受けてみることにしました。
受けたら、痛くて飛び上がり、
悲鳴を上げながら受けました。
わずか10分か20分ほどだったと思いますが、
涙が出て大変でしたが身体がスッキリとし、
受けた後の爽快感は素晴らしいものでした。
その経験があったので、今回は
台湾式足裏マッサージを試みたのです。

今回は元気だったので、
充実したお正月になりました。
大みそかは、CDで枕草子の朗読と
雅楽を聴いていました。



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朗読は、失われゆく美しい京ことば、やまと心を後世に
伝えるべく各地で語り会を開いておられる山下智子さんでした。
枕草子の朗読自体は、NHK教育テレビなどで
何度か聞いたことがありました。
関西アクセントの枕草子は今回が
初めてでしたが、なんとも味がありました。
元来、枕草子の著者・清少納言は
京都の人ですから、京ことばで語る方が
当時に近いはずです。

そして、雅楽は古代音楽を現代に甦らせようと
努力されている長谷川景光さんが中心となった
平安楽舎や田淵勝彦さんでした。

とても優雅な気持ちで、
2016年を迎えることができました。
そして、2016年元旦はスタートダッシュ。
朝から、医学書を勉強したり、ホームページを
更新したりして、有意義な時間を過ごしました。
合間に年末にできなかった部屋の掃除もし、漫画も読みました。
山岸凉子さんの言霊です。



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言霊は、バレエを習う16歳の少女・
澄(さやか)ちゃんの物語です。
バレエをモチーフにしていますが、
バレエのことが描かれているのではなく、
言葉の持つ力やポジティブシンキングの
必要性が描かれています。
 
澄ちゃんは稽古ではうまく踊れるが、
本番が苦手な女の子です。
他人の言葉にバレエの演技が左右されてしまいます。

バレエ教室の仲間と口では「頑張れ」と励ましあいながら、
心の中では「失敗しろ」と思ってしまう
心理描写がリアルです(笑)。

誰かが不幸になったり失敗することによって、
自分が優位に立てると思い込んでいる人達がいます。
他人が失敗するように、不幸の呪いを
無意識にでもかけてしまう。

しかし、誰かを罵ったり呪う事は自分自身に呪いをかけること。
自分がうまくいかなくなってしまいます。


澄ちゃんはついネガティブなことを考えがちでしたが、
同年齢でバレエ界ですでに活躍している
伊東聖也くんと出会ったことで
意識の持ち方が変わっていきます。

言葉に宿る力に支配されて、良い方向に進んでいくのも、
悪い方向に進んでいくのも他の誰でもなく自分自身。

自分をコントロールできるのは、
自分自身でしかないことを理解していきます。


潜在意識や言葉の研究をしている私からすると、
あまりにも教科書的でベタな感じがしますが
自分を不幸にしているのは自分自身であることに気づかされます。
誰かを蹴落として自分が優位に立つという
考え方から抜けきれない人をはじめ、
多くの方に読んでいただきたい作品です。

よくポジティブな言葉さえ言っていれば、
人生何でもうまくいって成功すると主張している
能天気な自己啓発の本がありますが、
この作品ではそんな非現実的なことは描かれていません。

「レッスンしてレッスンしてしたおすんだ。
どんなポジティブな言葉を唱えても実力以上のことはできない。
その実力を100%発揮するためのポジティブな言葉なんだから」
(本文より引用)

ラストで澄ちゃんが、聖也くんに
愛の言葉を伝えるシーンも良かったです。

「ありがとう。あなたのおかげなの!」
「あなたのおかげなの。すべて!」
「好きです。わたし、あなたが」
思いは伝える。
念じていても伝わらない。

(本文より引用)

黙っていては相手はこちらの想いに
気づいていないかもしれません。
自分の気持ちは言葉にして、
しっかりと伝えた方が良いですね。

さて、今年の抱負ですが、今年は特に
この言葉の力を大切にしていきたいと思っています。

言葉ひとつで人は良い方向にも
悪い方向にも影響を受けていくのです。
自分の周りの人、自分と出会う人が
良い方向に進むように言葉をかけてあげる。

褒め言葉はとにかく盛ってあげる。
褒め言葉をケチる人がいます。
あまり人を褒めたがらない。
人を褒めて損をするように思うのは、
心が豊かでない証拠です。

また、自分の心が貧しくなるような褒め方はしない。
他人をほめる時に自嘲的な言葉で褒める人がいますが、
それでは褒められた方も嬉しくなく、
お互いのマイナスになります。

ステキですね。
素晴らしいですね。
など、素直に褒めていけば良いのです。


また、結構、自分のことは自分で分からないことがあります。
自分が思う相手の素晴らしい部分を指摘してあげるのです。
それによって相手は自信をつけていき、
力がわき起こってくることでしょう。

相手の良き未来を指摘してあげるのも良いことです。
私が普段やっている仕事でもあります。
こうやったらきれいになれるよとちょっと一言かけてあげる。

自分では気づかなかったけど、
プロの目からみたらそうなんだと素直に聞いてくれる人は
どんどんきれいになっていかれます。

仕事でも、ちょっと指摘してあげるだけで、
どんどん伸びていく人がいます。
もちろん、素直に言うことを聞いて
伸びていく人は素晴らしいです。
それと同時に他人を伸ばす能力のある人は、
何か指摘する時も相手にネガティブな言葉をかけたり、
非難するのでなく、前向きな言葉を使って
指摘していることに気づかれると思います。

他人が伸びると、自分が置いていかれるとか、
損すると感じる人もいますが、それは間違えています。
周りの人が伸びた分だけ、
自分にも幸福がやってくるのです。

周りが伸びて前向きになると、
ポジティブな環境が生まれます。
そんな雰囲気の中で生活できるだけでも、
幸運も健康運も舞い降りてきます。

年末に嬉しかったことがありました。
美容外科フリークでいろんなクリニックで
手術を受けておられる男性患者様が、
「自分はいろんなクリニックで手術を
受けてきましたが、先生にやってもらうのが
一番安心感があり、心が落ち着きます。
口コミが多いでしょう」
と言われたことです。

私は心の中で患者様の幸せを願いながら
手術をしていますし、できる限りポジティブな
言葉をかけるように努力しています。
しかし、それで一番良い思いをしているのは実は
自分自身なのかもしれないことに気づかされました。

日本には、古来から「ことほぎ」という言葉が伝わっています。

「ことほぎ」は「言祝ぎ」と書き(寿ぎ、言寿ぎとも書きます)、
「言(こと)」(言葉・言霊)によって「祝ぐ(ほぐ)」(祝う)こと。
言葉には呪力があって、将来の幸福を口にすれば
いつか実現するものと信じられていました。

勅撰集の賀歌(がのうた)を見ても、現在の幸福を祝うより
めでたい言葉をつらねて将来の幸福を祝うものが目立っています。
予(あらかじ)め祝うので「予祝(よしゅく)」とも言われます。

この言祝ぎを、過去の文化にしておくのはもったいないことです。

今年は、どんどんポジティブな言葉をかけて、
どんどんポジティブな出来事を引き寄せていこうと思います。

プロフィール

永久 晶浩(ながひさ あきひろ)

Author:永久 晶浩(ながひさ あきひろ)
国立神戸大学医学部卒業
目白ポセンシアクリニック院長
https://ssl.possenssia.com/profile/
心のあり方まで含めた「美」についての総合研究者

古代ギリシアから現代アートまで古今東西の芸術的文化を研究している

主な著書に「アルファ型美人のすすめ~愛される美人vs.愛されない美人~」「『NO』と言えれば人生は開ける」

診療日誌を日々更新中

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