可愛げのある女性になろう!



ニューハーフの患者様がご来院されました。
受付にサングラスをかけた若い女性が座って
問診票に記入しているのを見かけましたが、
カウンセリングをしようとカルテを見ると男性の名前が書いてあり、
頭が???のままカウンセリングルームに向かいました。

東京在住でしたが、名古屋のクリニックで全切開法の手術を受けられ、
抜糸を東京でやりたいとのことでご来院されました。
後で調べたら、その名古屋のクリニックは性同一障害に力を入れているところでした。

「先生、(アイススケート金メダリストの)羽生結弦くんに似てますよね。
(以前にも別の患者様から言われたことがあります)
HP見たら、先生のお写真がお優しそうだったので、こちらのクリニックに決めました。
インターネットの評判も良かったので、先生に抜糸してもらいたいんです♡」

それなら、手術もうちで受けて下さいね(笑)

美容外科医の中には、男性ホルモンを全開にして(?)、
胸をはだけたり、イケメンぶったりするドクターもいます。
女性をターゲットにしたひとつの戦略だとは思いますが、
それでは女性患者様にとって落ち着いて診療を受けられなくなり、
心理的な負担が強くなり、マイナス効果であると判断しています。
そのため私は、意識的に中性的に振る舞うようにしています。

女性になることはできませんし、そのように
振る舞う趣味もありませんが(笑)、異性には言えなくても
同性になら言えることがあります。

気になることは、エチケットを守って
(ズケズケ言われると私も傷つきますので(笑))
何でも言っていただきたい、
そんな気持ちで診療しています。


患者様の中には、こだわりが強い方がいらっしゃいます。
こだわりは良い方向へ向けば良い結果が出ますが、
逆効果になることも多いです。


・医療には限界があるので、カウンセリング時に
それを伝えるが納得されず、自分の意見を押し通そうとする
(何度ご自身の意見をゴリ押しされてもできないものはできません)。
・手術結果に満足しなさそうなので、こちらが
断っているにも関わらず、手術をしろと迫ってくる。
・術後、通常周り人が気にしないようなことを
気にして、クレームを言ってくる。
もしくは、対人関係が悪く、悪口を言われたのを
こちらの手術のせいにする。
(対人関係の悪い人は、手術の結果が良くなければ
ざまあ見ろと言わんばかりに悪口を言われ、
手術の結果が良くても整形したなどと言われ、
肯定的な反応が周りから返ってこない。
それが自分の常日頃の行いのせいだと気づかないでいる)

こういった人たちは、自分の人生を前に
進めなくしているばかりでなく、周りの人間や
その人に関わる人間も不幸にしていきます。
そんな人にはなるべく関わらず、逃げることを考えるべきです。

しかし、今回のニューハーフの患者様は
そのようなタイプではなく、すごく可愛げがあったのです。
自然と何かしてあげたくなるオーラを持っていました。
(とは言っても、私は男性には興味がないことを明記しておきます!)

前回のブログに昨年年末、9日間で80人の手術を行ったことを書きました。
80人も手術をしていると、思わしくない結果になるケースも出てきます。
軽度のアトピー性皮膚炎と眼瞼下垂のある患者様が
全切開法の手術をお受けになられました。
アトピー性皮膚炎があったためか、当院ではめずらしく
腫れがひどくなり、術直後重度の眼瞼下垂の症状が出てきました。
眼瞼下垂の症状が強く出てきたのは、腫れが強いせいなのか、
もともとあった軽度の眼瞼下垂が手術をきっかけにして
強くなってしまったのか術直後では判断ができません。
しっかりと冷やして、回復を待って経過を見ていくしかないのです。

当院では腫れが少ない手術を行っているので、
たまに腫れが多く出るとパニックになって騒ぎ出すパターンが多いです。
こちらが何度説明しても頭に入らず、繰り返し
同じことを聞いて来て、冷やさなければ
回復が遅くなるのに冷やさずじっと鏡を見続け、
回復を早めるために自分が今やらなければいけないことを
やらずに、回復が遅くなるように、遅くなるように
自分で追いやっていく方が少なからずいらっしゃいます。

しかし、この患者様は一言、「私は先生を信じます」とおっしゃいました。
その言葉に私は揺り動かされました。
そこまで言われては、絶対良い結果を出さないわけにはいきません。

元旦も気になって落ち着いて休んでいられなくなり、
2日の日、とうとう正月であるにも関わらず、
患者様に様子を伺うために連絡しました。
かなり良くなっているとのことでしたが、
翌日の3日検診をすることにしました。
その方は4日に抜糸なので、本来は
4日に検診も一緒にすれば良いのですが、
私としては1日でも早く回復していただきたい
という気持ちが強くありました。

結局、3日に検診すると目の開きも改善して、
かなり良くなられていて、安心しました。

悪いお店と良いお店の違いがあります。
店員が働かない。クレームを言うと
しぶしぶ動き出すのが悪いお店です。
良いお店はこちらが言わなくても動いてくれる。
そして感謝を伝えると、もっと動いてくれるのです。

真面目に働いていない人には、
クレームをつけることは大切です。
しかし、真剣に働いている人たちには、
クレームをつけるより、感謝を伝えた方が、
自分を大切に扱ってもらえます。


私のクリニックに、時々、
言いがかりのようなクレームを言ってくる人がいます。
私はどの患者様にも全力で診療しています。
それでも不満があるのでしたら、ご自身が
満足できるクリニックを探して下さいと申し上げています。
(ただし、そのような人は、他のクリニックでも
何か気に入らないところを見つけ出し、文句を言い出すことでしょう。
いろんな所に文句を言いに行って、自分のために一生懸命動いてくれる
せっかくの人脈を失っていくのです)

マナーの良い患者様や感謝を示してくれる患者様には、
さらに喜んでいただけるよう、いろいろやってあげたくなります。
これが可愛げがある女性なのです。


いろいろ周りからやってもらえる女性は、
・幸せオーラを漂わせている。笑顔が素敵
・明るくてノリが良く、変な警戒心がない
・感謝を周りに伝えている。マナーが良い
・相手の良い部分を引き出すのがうまい
・相手を立てて気遣いができる
・リアクションが良い
・素直。甘え上手
・自慢しない、みせびらかさない

などの特徴を持っています。

幸せだから幸せオーラがあるのではなく、
幸せオーラを漂わせているから幸せが来るのです。


もちろん、このような女性も不運に遭遇します。
しかし不運なことが来ても、それを心の力で
気持ちを切り替えたり、習慣や天然(笑)で
自然にスルーして、問題化しません。

対処すべきことは対処するが、
感情的に問題化しないで
事態をそれ以上悪い方向に行かせず、
次の幸運の波にさっと乗ってしまうのです。


せっかくなら、可愛げのある素敵な女性になった方が得です。
バレンタインの季節、可愛げのある素敵な女性になる決心をしてみませんか?




プロフィール

永久 晶浩(ながひさ あきひろ)

Author:永久 晶浩(ながひさ あきひろ)
国立神戸大学医学部卒業
目白ポセンシアクリニック院長
https://ssl.possenssia.com/profile/
心のあり方まで含めた「美」についての総合研究者

古代ギリシアから現代アートまで古今東西の芸術的文化を研究している

主な著書に「アルファ型美人のすすめ~愛される美人vs.愛されない美人~」「『NO』と言えれば人生は開ける」

診療日誌を日々更新中

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